- 木造住宅と鉄骨住宅どちらにすればいいか悩んでいます
- それぞれのメリット・デメリットを詳しく知りたいです
- 自分に合ったハウスメーカーの選び方があれば参考にしたいです
そんな悩みにお答えします。
この記事を書いている僕(@xevo_hotoke)は、家づくりで2年以上情報収集をしてダイワハウスでマイホームを建てた人間です!
木造と鉄骨どっちにするかは、マイホーム計画のなかでも極めて重要な決断です。家の根幹を担う構造躯体なので、材料はもちろんハウスメーカー選びも慎重にならなければなりません。
結論から言うと、「住み心地重視なら木造住宅」「安全性重視なら鉄骨住宅」で考えるのがオススメです。
どんなマイホームにしたいかをしっかりイメージすることで、木造と鉄骨どっちにすればいいかが見えてきます。
この記事では、
- 木造住宅のメリット・デメリット
- 鉄骨住宅のメリット・デメリット
- 自分に合ったハウスメーカーの選び方
これらを詳しく解説します。
この記事を読むことで木造と鉄骨どっちがあなたに合っているかが分かります。自分に合ったハウスメーカーの選び方も解説しているので、初めての家づくりでも失敗するリスクが激減します。
木造住宅のメリット・デメリット【住み心地重視】
結論から言うと木造住宅を選ぶポイントは、
- 初期費用を安く抑えたい
- 少しでも快適さを高めたい
これらを重視する人向けです。それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説していきますね。
メリット①:初期コストが安い
木造は鉄骨に比べて以下の初期コストを安く抑えることができます。
- 材料費
- 地盤改良費
一般的な木造住宅であれば、鉄骨に比べて1坪あたり20~30万円くらい安くすることができます。
地盤改良費も鉄骨に比べると単純計算で100万円ほど安くなるので、初期コストをだいぶ安く抑えることができます。
頭金をあまり用意できない人だと助かりそうですね!
ただし、木材に関しては上を見るといくらでも高級なものがあります。鉄骨を余裕で超えるハウスメーカーもあるので注意が必要です。
メリット②:自由度が高い
木材の加工が容易なことから、間取りデザインなどの自由度が高いのが特徴です。
建築家が作るデザイナーズハウスに木造住宅が多いのも、自由度が高いのが理由に挙げられますね。
「まわりの誰とも被りたくないデザインにしたい!」って人は、鉄骨よりも木造住宅のほうが相性が良いです。
メリット③:断熱性能が高い
木材は熱を通しにくい性質であるため、鉄骨に比べると断熱性能が高くなる傾向があります。
外の熱を室内に伝えにくくする性能のこと。断熱性能が高いほど外気の影響を受けにくいので、「夏は涼しく冬は暖かい」快適な住宅になります。
鉄骨メーカーも断熱材の質や量を工夫して断熱性能を高めていますが、本気を出した木造住宅にはやはり勝てません。
メリット④:湿度が一定に保たれる
木材には調湿効果があり、空気中の水分を吸収したり蓄えた水分を排出する特徴があります。
湿度が高いジメジメした時期は湿気を吸ってくれて、冬場の乾燥する時期には加湿器代わりに水分を吐き出してくれます。湿度の安定は快適な生活に欠かせません。
マイホームのオプション人気アイテムにエコカラットがあります。デザイン性が高く、部屋の壁紙の代わりに採用されますが、エコカラットにも調湿効果があるんです。
木造住宅にエコカラットを組み合わせると、より快適な生活環境が整いますね。
メリット⑤:地震の揺れによる影響が少ない
木造の特徴は2つです。
- 鉄骨よりも軽い
- 鉄骨よりもしなやか
地震の揺れをしなやかに受け流すため、地震の揺れによる影響が少ない特徴があります。小さい地震だと、揺れてるのに気付かないくらい。
- 初期コストが安い
- 自由度が高い
- 断熱性能が高い
- 湿度が一定に保たれる
- 地震の揺れによる影響が少ない
デメリット①:耐久性が低い
木材は天然の素材だから耐久性能にどうしても限界があります。定期的なメンテナンスにお金がかかるし、メンテを放置すると30年後には住めなくなってしまうメーカーも少なくありません。
結果的には鉄骨住宅よりも高いコストがかかる場合だって全然あります。
デメリット②:品質が不安定
木造住宅の品質は次の2つに左右されます。
- 素材の質
- 職人の質
木材は天然の素材なので品質や強度にバラつきがでるのは仕方がないこと。
一から人の手で家を建てるワケだから職人の技術面でも大きな影響を受けやすいデメリットがあります。
デメリット③:火災に弱い
木造は鉄骨よりも燃えやすいため、火災保険料を鉄骨住宅の2倍支払う必要があります。
どれだけ自分が気を付けていても避けられない火災要因が2つあります。
- 近隣からの火災
- 落雷による火災
これらを踏まえたうえで、身を守る時間を少しでも長く確保できるのは鉄骨住宅だと言えます。
デメリット④:シロアリに弱い
家を支える構造部分も含めてすべてが木材で建てられているため、シロアリ被害を受けたらその影響は甚大です。
こまめに防蟻処理メンテナンスをする費用が鉄骨住宅に比べて負担になりますね。
防蟻処理メンテに関してはメーカーごとにバラバラですが、5年ごとor10年ごとに10万~30万くらいかかります。
デメリット⑤:耐風性能が低い
鉄骨よりも軽い木材は、地震の揺れの影響が少ないものの強風への耐性が低いデメリットがあります。
僕の主観ですが、台風や竜巻に対して十分とは言えない住宅性能のメーカーもあります。
地球温暖化の影響で、日本でも強風事例が増えています。気象庁のデータを見ると、住居の損壊を伴う強風事例は令和に入ってから82件も発生しています。
地震や大雨洪水だけじゃなく、強風への対策も考えられているメーカーを選ぶのがオススメです。
デメリット⑥:大空間を作りにくい
木材の強度は鉄骨よりも低いため、柱の数を多くしないと耐震性能を維持できません。
そのため鉄骨住宅に比べて「柱のない大きな空間」を作りにくい特徴があります。
とくに広いリビングを作りたい人だと木造住宅は不向きです。
- 耐久性が低い
- 品質が不安定
- 火災に弱い
- シロアリに弱い
- 耐風性能が低い
- 大空間を作りにくい
鉄骨住宅のメリット・デメリット【安全性重視】
結論から言うと鉄骨住宅を選ぶポイントは、
- とにかく安全性が高い住まいが良い
- 一生住めるマイホームが欲しい
これらを重視する人向けです。それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説していきますね。
メリット①:遮音性が高い
木造に比べて鉄骨住宅は遮音性能が高いです。遮音性能を表す「D値」というものがあり、D値の目安は以下の通りです。
D値 | ピアノ・ステレオ等の大きい音 | テレビ・会話などの生活音 |
---|---|---|
D-60 | ほとんど漏れない | まったく漏れない |
D-50 | 小さく聞こえる | ほとんど漏れない |
D-40 | 曲がはっきり分かる | 小さく聞こえる |
D-35 | よく聞こえる | 話の内容が分かる |
D-25 | うるさい | はっきり内容が分かる |
鉄骨住宅はD-50近辺の性能が多く、木造住宅はD-35近辺の性能が多いです。
近隣住宅との距離が近いと「音トラブル」で住み心地が悪くなるケースもあります。外の音が聞こえないのはもちろん、こちらの生活音が漏れないのはストレスフリーで快適です。
メリット②:耐震性が高い
鉄骨住宅の最大の特徴とも言えるのが、耐震性能の高さです。
ショッピングモールや病院、学校なども鉄骨で造られていますし、災害時の避難場所に指定されている建造物もほとんどが鉄骨造です。
鉄骨住宅は耐久性も高い!
木造住宅でも震度7に耐えられる性能は十分にあります。しかし、繰り返される大地震に耐えられる耐久性能を比較すると、鉄骨住宅の方が大きなアドバンテージがあると言えます。
メリット③:耐風性が高い
重量のある鉄骨住宅は木造よりも台風や竜巻への耐性が高い特徴があります。
僕が契約したダイワハウスの場合、風速62m/sにも耐える性能を誇っています。
ちなみに甚大な被害を出した令和元年の台風19号は「岩手県で44.8m/s」「東京都で41.5m/s」を観測しています。
ダイワハウスをはじめ鉄骨住宅の耐風性能は、台風の被害を受けやすい地域に住む方には特におすすめです。
メリット④:大空間が作れる
一本一本の柱が木造よりも頑強であるため、少ない柱の本数でも十分に家を支えることが可能です。
つまり、リビングダイニングなどを柱に遮られない大空間にできるということ。
大型ショッピングモールなどを想像すると分かりやすいですね。ほかにもユニクロやスタバなど単一でも人の出入りが多い店舗は鉄骨造が多いです。
メリット⑤:品質が安定している
鉄骨は工場生産され、材料の品質はすべて一定です。
また、ダイワハウスやセキスイハイムは「ユニット工法」を採用していて、工場で作り込まれたパーツを現場で組み立てるだけ!
現場職人の技術による影響を受けずに家づくりが進められるうえ、施工期間まで短縮できるおまけ付きです。
メリット⑥:住宅の維持費が安い
上記でもお話しましたが鉄骨は耐久性が高い特徴があり、木造住宅に比べてメンテナンス頻度が少なくて済みます。
鉄骨住宅(長期優良住宅認定)にすることで安くなる維持費は次の3つです。
- メンテナンスコスト
- 火災保険料(木造の半額)
- 固定資産税が5年間半額
メンテナンスコストは1回あたり大体400万円くらいかかると各メーカーも言っており、その頻度が少なくて済むのは鉄骨住宅の大きなメリットと言えます。
ダイワハウスと一般木造住宅のトータルコストを比べてみました。
ダイワハウス | 一般住宅 | |
---|---|---|
建物価格 | 3,000万円 | 2,500万円 |
10年目メンテナンス | 0円 | 400万円 |
20年目メンテナンス | 0円 | 400万円 |
30年目メンテナンス | 400万円 | 400万円 |
合計 | 3,400万円 | 3,700万円 |
ざっくりとしたイメージ程度に参考にしてください。厳密には家づくりを依頼するメーカーごとにメンテナンスコストや頻度の差がありますからね。
鉄骨住宅は初期コストが高いものの、長く住んでいくと結果的に鉄骨住宅の方が安上がりになるケースもあるわけです。
- 遮音性が高い
- 耐震性が高い
- 耐風性が高い
- 大空間が作れる
- 品質が安定している
- 住宅の維持費が安い
デメリット①:初期コストが高い
木材よりも強度を上げるために作られている鉄骨は、その分材料費が高くつきます。
また、重量のある鉄骨を支えるための地盤を補強するために木造に比べて+100万円くらいは掛かってしまいます。
初期費用を安くしたいなら木造、トータルコストを安くしたいなら鉄骨も選択肢に入ってきます。
デメリット②:解体費用も高い
もしもマイホームを解体する必要が出てきた時、解体費用は木造よりも高くなります。
ほとんどの場合、一生住むつもりでマイホームを建てると思うのであまり影響はないかもしれませんね。
子どもや孫に相続していく場合に、処分費用が高くて嫌がられるかもしれません。
デメリット③:サビるリスクがある
鉄骨と言えばサビるリスクも考慮しなければいけません。万が一錆びてしまえば、本来の住宅性能を発揮することは到底難しくなります。
鉄骨メーカーがサビ対策をしていないわけがありません。ちなみにダイワハウスでは75年以上サビを寄せ付けない防錆処理がなされているようです。
- 初期コストが高い
- 解体費用も高い
- サビるリスクがある
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